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ハイドロキノンとトレチノインを併用して使う

2019年12月11日

シミを取り除くのに有効な治療法としては、ハイドロキノンとトレチノインの併用使用が一般的に行われています。これはハイドロキノンが美白効果があるのに対して、トレチノインは皮膚の新陳代謝を良くすることで肌を若返りさせることができるためです。このような作用から併用することにより、より効果的にシミを取り除くことが可能で、実感できる美肌効果を得ることができます。

このようなことから美容皮膚科などでは、この方法での治療を受けますが、シミによっては効果があるものとそうでないものがあります。効果があるものとしては老人性色素斑、炎症性色素沈着、肝斑といったものです。老人性色素斑は紫外線が原因で起こるもので、炎症性色素沈着は外傷やひどいニキビのあとにあらわれるものですから、ハイドロキノンの美白効果とトレチノインの若返り効果を併用すれば治療することが可能です。また肝斑はホルモンによる作用がありますが、他のホルモンを原因とするものと比べてそれほど影響が強くないため、外用薬によって改善することが出来ます。効果は認められるものの時間がかかるシミは、そばかすや茶色いほくろ、扁平母斑や生まれつきある茶色いあざなどがあります。一方で効果がでないものとしては、黒色のほくろ、生まれつきの黒いあざ、手のシミなどです。そもそもほくろもシミと同じメラニン色素が沈着したものですが、黒いものは薬を使う方法では取り除くことはできません。またシミは触ってみても膨らみがないもので、膨らみを生じるものも効果がないものです。また、手に効果が期待出来ない理由は、顔と比べて皮膚の再生速度が遅いことで、皮膚の性質も異なるため浸透しにくくトレチノインに対する反応が鈍いためシミを取るほどまでの効果は期待できないといえます。

なお、ハイドロキノンは美白作用をもたらすだけの成分ですがトレチノインは肌の若返りを促すものです。このためトレチノインは皮膚へのダメージがあるものですから、使用後のアフターケアが必要になります。基本的なハイドロキノンとトレチノインの併用療法では、洗顔後にピンポイントでトレチノインを薄く塗布し、10分から15分を経過させ、そのあとにハイドロキノンを塗布するというものです。この際に付けすぎても効果が高まることはありませんから、薄く必要な場所だけに行います。その後1時間放置したあとで保湿剤と日焼け止めを塗ります。トレチノインが浸透した部分は軽い炎症を起こしていますから、日焼け止めは皮膚に優しいものを使用するのが無難です。また必須ではありませんが、洗顔後に浸透させやすくするためにビタミンC誘導体ローションを使用する場合もあります。

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